実践記録 · Wix × Jotform

WixにJotformを導入してみた|アプリの認証エラーを回避し、フォーム送信まで検証

あぷると運営者の実践記録 · 公開日: · 操作日:2026年10月29〜30日

This field report is published in the author’s original Japanese. The test covered the Wix editor and preview, not production deployment or mobile-device submission.

Wixで作ったWebサイトにJotformの問い合わせフォームを追加すると、どこまでできるのでしょうか。実際にWixの検証用サイトを作成し、Jotformアプリの導入、思わぬセッションエラー、HTML埋め込みでの再挑戦、テスト送信と回答受信までを画面付きで紹介します。操作は2026年10月29〜30日に実施しました。

実際に試した結果

WixのApp MarketからJotformアプリを追加できましたが、アプリ内管理画面ではセッション期限切れが発生しました。一方、Jotform公式サイトでフォームを作り、提供されたHTML埋め込みコードをWixに貼ることで表示に成功。さらにWixのプレビューから送信した回答をJotform Tablesで受信できました。

検証範囲:Wixエディター・プレビューでのフォーム表示、テスト送信、Jotform Tablesでの受信。本番公開やモバイル端末での動作は未検証です。

検証前に知っておきたいこと

WixはWebサイトを制作するサービス、Jotformはフォーム作成・受付のサービスです。Wixにも標準のフォーム機能があるため、Jotformはすべてのサイトに必須ではありません。今回は両者を組み合わせる実践手順を検証しました。

13の手順から読みたいところへ
  1. Wixで検証用サイトを用意
  2. WixのApp MarketでJotformを探す
  3. Jotformアプリを追加する
  4. フォーム設置枠は作成された
  5. つまずき:管理画面でセッション期限切れ
  6. Jotform公式サイトからフォームを作成
  7. フォームを編集する
  8. 3種類の入力項目とセピア調のデザイン
  9. 公開メニューでWixを選択
  10. アプリ方式ではなくHTML埋め込み方式へ
  11. Wixエディターにコードを貼り付ける
  12. 公開前プレビューで表示を確認
  13. 送信後、Jotform Tablesで受信を確認

01. Wixで検証用サイトを用意

Wixの編集画面で検証用サイトを作り、サイトの構成を確認しました。ここで使うのは検証用のWixサイトであり、運営中のappruto.jpを移行したわけではありません。

Wixのダッシュボード。検証用サイトを準備している画面。
図1|Wixのダッシュボード。検証用サイトを準備している画面。

02. WixのApp MarketでJotformを探す

Wixエディターの「追加」から「jot」を検索すると、「Jotform: Form Builder & Payments」が見つかりました。Wixには公式アプリ経由でフォームを追加する方法があります。

03. Jotformアプリを追加する

アプリの説明と権限を確認し、「同意して追加する」から導入しました。アプリを追加した時点では、問い合わせフォームの中身はまだ作成されていません。

04. フォーム設置枠は作成された

Wixのページ内に「Add a form」という設置枠が現れました。ただし、この段階ではフォームは未設定。次はJotformの管理画面を開く必要があります。

アプリ追加後のWix編集画面。フォームはまだ未設定。
図2|アプリ追加後のWix編集画面。フォームはまだ未設定。
ページ内に追加された「Add a form」の設置枠。
図3|ページ内に追加された「Add a form」の設置枠。

05. つまずき:管理画面でセッション期限切れ

WixからJotformの管理画面を開こうとすると「Your session has expired」と表示されました。「Reopen from Wix」も反応せず、この環境ではアプリ経由の編集を進められませんでした。原因を断定せず、別の設置方法を試します。

Wixから開いたJotform管理画面に、セッション期限切れが表示された。
図4|Wixから開いたJotform管理画面に、セッション期限切れが表示された。
エラーの拡大画面。「Reopen from Wix」からも進めなかった。
図5|エラーの拡大画面。「Reopen from Wix」からも進めなかった。

06. Jotform公式サイトからフォームを作成

Jotformの公式サイトへ別タブでログインすると、フォーム作成は正常に操作できました。テンプレート一覧から問い合わせ用の「Contact Information Collection Form」を選びました。

Jotformのテンプレート一覧。
図6|Jotformのテンプレート一覧。

07. フォームを編集する

テンプレートには名前・電話・住所・メールなどの入力欄が用意されています。今回の検証では必要な項目だけを残すことにしました。

選択したテンプレートの編集画面。
図7|選択したテンプレートの編集画面。

08. 3種類の入力項目とセピア調のデザイン

「お名前」「E-mail」「お問い合わせ内容」に整理し、セピア調のテーマを設定しました。なお、名前欄はテンプレート由来のFirst/Middle/Last Nameの3入力欄のままです。今回は連携の検証を優先しています。

完成したテスト用フォーム。
図8|完成したテスト用フォーム。

09. 公開メニューでWixを選択

フォーム編集画面の「PUBLISH → PLATFORMS」にWixが表示されました。ここからWix向けの設置案内へ進めます。

JotformのPLATFORMS一覧。
図9|JotformのPLATFORMS一覧。

10. アプリ方式ではなくHTML埋め込み方式へ

Wix向けの案内にはアプリで追加する方法と、「Embed manually with HTML」の2種類がありました。今回はアプリ側の認証エラーを避けるため、後者を選び「Copy Code」でiframe用コードを取得しました。

HTML埋め込みコードの取得画面。
図10|HTML埋め込みコードの取得画面。

11. Wixエディターにコードを貼り付ける

Wixの編集画面でHTML埋め込みパーツを追加し、Jotformからコピーしたコードを貼り付けました。フォームが実際に表示されたので、問い合わせセクションへ移動し、幅と高さを調整しました。

Wix内に埋め込まれたフォームの編集画面。
図11|Wix内に埋め込まれたフォームの編集画面。

12. 公開前プレビューで表示を確認

Wixのプレビューでは、フォームの入力欄と送信ボタンが表示されました。これはWixの検証用サイトのプレビューであり、サイト全体を公開したことを示すものではありません。

Wixサイトのプレビューと設置されたフォーム。
図12|Wixサイトのプレビューと設置されたフォーム。

13. 送信後、Jotform Tablesで受信を確認

Wixプレビューのフォームからテスト送信し、Jotform Tablesで2026年10月30日付の回答1件を確認できました。「お名前」「E-mail」「お問い合わせ内容」が記録されており、表示だけでなく送信から受信まで動作したことを確認しています。

Jotform Tablesの受信結果(メールアドレスをマスク)。
図13|Jotform Tablesの受信結果(メールアドレスをマスク)。

利用するときの注意

今回確認したのは検証用サイトのWixエディターおよびプレビューでの動作です。本番ドメインでの公開、モバイル端末での送信確認、通知メールの受信確認、実際の顧客データによる運用は検証していません。また、Wixアプリのセッションエラーの原因は特定できていません。

Wix標準フォームとの違い

簡単な問い合わせだけならWix標準フォームでも対応できます。Jotformが有力な選択肢となるのは、独自のフォーム設計や多様なフォーム運用を検討したい場合です。どちらが適切かは必要な機能、利用プラン、管理コストによって判断しましょう。

まとめ

今回の検証では、Wixのアプリ管理画面でエラーが出ても、Jotform側でフォームを用意してHTMLで埋め込む別ルートが使えることが分かりました。フォームが「見える」だけでなく、「送信され、回答が記録される」まで確認した点が重要です。初心者は小さなフォームから試し、公開前に画面表示と送信・受信の両方をチェックすると安心です。

公式資料・関連リンク

操作画面・機能・料金は変更されることがあります。最新の条件は公式サイトで確認してください。

今回はフォーム設置の検証です。Jotform AI Agentsの設置・動作は検証していません。受信結果の画像では名前・メールアドレスがマスクされています。

Wixの特徴・公開条件を見る ▶