アプリを作ると聞くと、多くの人が次のように考えます。
「App Store や Google Play に公開するんですよね?」
確かに一般的なアプリは、ストアに公開することで多くの人にダウンロードしてもらえます。しかし、実は、すべてのアプリがストア公開する必要があるわけではありません。むしろ用途によっては、ストア公開しない方が簡単で便利な場合もあります。今回は「ストア公開しなくても良いアプリ」の例を紹介します。
ストア公開が必要なアプリ
まず、ストア公開が必要なケースです。例えば次のような場合です。
- 不特定多数の人に使ってもらうアプリ
- 一般公開するサービス
- 誰でも検索してダウンロードできるアプリ
こういった場合は、App Store や Google Play に公開するのが一般的です。しかし、アプリにはもっと小さな用途のものもあります。
ストア公開しなくても良いアプリ
次のようなアプリは、ストア公開しなくても問題ありません。
社内用アプリ
例えば
- 出退勤管理
- 社内連絡
- 業務チェックリスト
このようなアプリは、会社の中だけで使います。わざわざストアに公開する必要はありません。
お店専用アプリ
例えば
- 会員証アプリ
- スタンプカード
- 予約管理
このようなアプリも、お店のお客さんだけが使うものです。QRコードなどからアクセスできれば十分な場合も多いです。
イベント専用アプリ
例えば
- スタンプラリー
- イベントマップ
- 参加者向け案内アプリ
こういったアプリは、イベント期間だけ使うものです。ストア公開するより、QRコードでアクセスする方が簡単な場合もあります。

スマホの画面にアプリのように置く方法
実は、Webアプリでもスマホのホーム画面にアイコンを置くことができます。これは PWA(Progressive Web App) と呼ばれる仕組みです。ユーザーは、
- Webページを開く
- 右上の「≡」や「⋮」を押す
- 「ホーム画面に追加」を選ぶ
- スマホのホーム画面にアイコンが追加される
大体の場合、これだけでスマホのアプリのように使うことができます。つまりストア公開しなくても、アプリのように使うことはできるのです。
ストア公開には手間もかかる
ストア公開には、次のような手間があります。
- 開発者登録
- 審査
- アップデート審査
- ストア規約対応
例えば Apple の開発者登録は、年間費用も必要です。目まぐるしい進化を遂げている世界ですから、審査の内容も年々厳しくなったり複雑化しています。ですから、小さなアプリやテスト用のアプリの場合、ストア公開がかえって負担になることもあります。

まとめ:もっと自由に
「アプリ=ストア公開」というイメージは強いですが、実際にはその必要がない場合もある、というお話をしました。tecoもこれまでに80個以上の小さなアプリを作ってきました。大学の研究室用に納品したマップアプリや、地域のお店用に開発した会員証アプリもあります。こういった用途では、ストア公開しないアプリの方が使いやすい場合もあります。アプリ開発は、思っているよりずっと身近なものなのかもしれません。







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