【中止;;→開発】ミニスタンプラリーを軽トラ市でテスト開催!が実現するまで記事を更新するよっ!

管理人tecoです。私が住む町、雫石には誇れるイベントがあります。その名も「軽トラ市」。荷台に野菜や商品を載せた何台もの軽トラックによる青空マーケット。全国にも広がっているその軽トラ市で、オリジナルスタンプラリーをお手製でしかもリアル×デジタルの最新機能を使ったモバイルアプリでやっちゃおうと企んでいます。

このページでは、そのイベント開催までの過程をその都度報告していこうと思います。

7/5:企画が天から降ってくる

もともと、しずくいし産業まつりで何かしたいと思っていたんです。例えば、

  • 得意なことを持ち寄って先生をしあう町民大学
  • 好きなことを好きなだけくっちゃべる町民ラジオ

とか。何せモノによっては出展料無料だし、集客しなくても人集まるし。でも、そう簡単に参加する側って集まらないんじゃないかって思うともう一歩踏み込めないんですよね。

そんな折、tecoが愛用するノーコードアプリ作成ツール「Click(クリック)」に新機能が登場する話が。それもなんてタイムリーなんでしょう!「雫石さんぽ スマホdeスタンプラリー2024」がまさに開催されている最中に、「リアルとデジタルの融合!あなたに使ってほしいスタンプラリー機能が近々リリース!」とtecoには聞こえる「デジタルスタンプ機能導入」をX(@ClickNoCode)で公表。

ちょっと辛口で開催中のスタンプラリーについて突っ込むと、結構色々とミスってるんですよね。多分事前調査とかテストとかしてないんじゃないかな。ってくらい欠陥だらけのスタンプラリー(役場の方、はっきり言ってごめんなさい)なんです。とはいえ、見どころはいっぱいあるし、素晴らしい場所だったりグルメだったりが一気に知ってもらえるイケてる(言い方古いw)企画ではあるんです。だから「自分でもスタンプラリー用のアプリって作れないかなあ・・・」ってマジで思ってたところだったんです。

さて、どんな機能かな?が分かる動画があります。Clickを運営するMikoSea CTOの中さんから頂いたのでご覧くださいませ。

そして、なぜ「リアルとデジタルの融合」かは次の写真で理解頂けると思います。そう、実際にスタンプが存在し、そのスタンプをスマホの画面にポンっ!とタッチすることでデジタルスタンプが押せるというものなんですね。

MikoSea[Click]

近々リリース!待ち遠しい!

で、この最新スタンプラリー機能を使って軽トラ市をさらに楽しんじゃおうかなと。たまたま、7月14日の軽トラ市ではしずくCANホールのフリマスペースをGETできたので、「9月1日軽トラ市でミニスタンプラリーをするぞっ!」という提案チラシを配ることにしたのでした。

ということで、7月14日の軽トラ市は皆さま遊びにいらしてください。5月の新作『光る白いしずくストラップ』に加えて『光らない青いしずくストラップw』も販売する予定ですので。m(_ _)m

7/13:目標とする開催日とスタンプ数

明日は「元祖!しずくいし軽トラ市」ですね。天気も良さそうだし暑すぎないみたいなので大盛況間違いなし!!tecoが出店する場所も決まりました。しずくCANホール内のステージ前です。5月に抽選で獲得した場所と同じです。

で、「あ、ヤバい・・・」と思ったことがあって。そういえはtecoは軽トラ持っていませんし、持っていたとしてもすべて埋まっているそうでスタンプラリーの拠点として場所確保することができないんです。だってしずくCANホールは毎回抽選で1週間前にならないと分からないから。それと、デジタルスタンプ機能のリリースがちょっと遅れているんです。当初7月1日だったんですが下旬になるらしくて。そこで、7/5の記事の日付けを延長して開催日は10/6を目標にしようと思います。

スタンプの数、どのくらいが良いのかなと考えたんですが、テスト段階でもありますし、スタンプを購入する個数にも限度があります。とりあえずということでスタンプの数は虹の数「7」を目標に協力してくれるお店を見つけられればラッキーかなと考えています。

何をするにもやってみてから改善をするタイプのtecoなので、なかなか賛同を得るのは難しいかも・・・とも思っています。ので、次回の記事ではスタンプラリーを開催する意図をもう少し説明します。

7/14:スタンプラリー構想を押す5つの理由

この日も軽トラ市が無事に終了。本業の遅れを取り戻そうと机に向かって住宅模型製作を・・・サボって記事を書いています。

「スタンプラリーをなぜやりたいか」の理由を5つまとめました。とにかく景品とか細かいことはわきに置いておいてテスト的にドンドンやって失敗したり改善したりしたいと思って仕事をサボって書いています。

商店街の店舗や町内の出店者に限定

前々から気がかりだったんですけど、軽トラ市への町外からの出店って結構多いんです。本来なら町内外の出店料とかに差をつけて町内からの出店を優先したり、何かしらの差別化をしないと町としての収益って全然上がらず、町外にお金が流れてしまいます。しかも町民もお金を使うんです。そこのところは中枢にいるわけでもないし、活気や町おこしイベントとして悪いことではないので口出しできません。ただ、アイデア次第で町内出店者が優位に立つ仕組みはあっても良いと思っているんです。

その一つの手段がスタンプラリー。スタンプラリーに参加できる出店者は商店街の店舗や町内の在住の方に限定。スタンプラリーで商店街の店舗を回ってもらえば出店料に差をつけることなく新たなお金の流れが生まれる・・・かなと考えています。

内製化で予算を超お手頃に

雫石町のスタンプラリーは盛岡に拠点を置く会社が作ってくれています。それ自体は良いのですが、きっとその予算はかなりのものだと予想が付きます。多分、その10分の1程度でスタンプラリーができてしまうと思うんです。

雫石のスタンプラリーはRALLYというサービスを利用しています。料金プランは以下の通りです。

https://rallyapp.jp/pricing

この料金プランから最低でも30万円以上がシステム利用料だけで掛かっています。さらに外注先でのRALLY設定やデザイン、管理業務、チラシなどの広告宣伝費などを加味すると・・・結構な額になりそうですよね。

内製化することで随分と抑えることができます。tecoが契約しているアプリ作成ツールの使用料は年間26.4万円くらい掛かります。「だったら30万で既存を使ったほうがラクだろ!」と言われそうですが、年間100件までスタンプラリーを作ることも可能なんです。もし既存システムで100件作ればとんでもない額になります。

変幻自在に設定できる

上記でもお伝えしたように、アプリ作成ツールをうまく使うと年間使用料以外はほとんど費用が掛からず使いまわせるということが考えられます。自由度が高く、小さなイベントから大きなイベントまで対応できるようになります。

スタンプラリー一つとっても、例えば位置情報がなくてもスタンプラリーができたり、tecoみたいにプログラミングの知識ゼロでもちょっと頑張れば既存のデータから新しいスタンプラリーを再構築することもできるんです。

ポイントカードにもなる

スタンプラリーのことばかり書いていますが、この機能、実はポイントカードと同じ使い方もできます。

例えば、ある飲食店がスタンプラリーの機能を使って1会計ごとにスタンプできるデジタルポイントカードを作ります。10個のデジタルスタンプを集めたら特典がもらえるという非常にシンプルなサービスが作れるんです。そして、先ほど年間26.4万円掛かるけど100件までアプリが作れるというお話。応用すれば商店街で年間分を契約しデジタルポイントカードを作りたいという100店舗に1店舗当たり年間2,640円、月換算220円で100個のデジタルスタンプカードの出来上がりです。

子供達でも作れる

そして最もワクワクするのが、このアプリ作成ツールは中学高校に通う子供達でも作れるほどのシステムだということです。先ほどもtecoはプログラミングが全くできないと書きました。それでもこの2年間で30以上のアプリ(テストアプリも含む)を作っていて、このサイトでも17個(2024年7月14日現在)紹介しています。もし「子供たちがアプリの作り方を覚えたらこの町はどうなるんだろう?・・・」と考えるとワクワクしませんか?。tecoなんかよりよっぽど面白いことひらめいて、きっと楽しくてみんな住みたい町に子供たちがしてくれるんじゃないかと思うほどです。

ということで、今思い付くスタンプラリーを開催したい5つの理由を書いてみました。興味増し増しになってもらえたかなぁ。

8/30:まさかの展開で中止となりました

まずは下のリリース記事をご覧ください。

\ノーコード業界初!/ デジタルスタンプ機能リリース!
https://click.dev/news/digital-stamp-release

こちらの記事の下にマニュアルもリンクされています。その一部をスクショさせて頂きました。

スタンプラリーにはライセンスが必要とは・・・
スタンプラリーにはライセンスが必要とは・・・

当初は「デジタルスタンプ700円くらい」としか伝えられておらず・・・。蓋を開けたらこの価格でした;;
正直裏切られた気分。サービスにお金がかかるのは当たり前ですが、流石に小さな商店街やショップにとっては敷居上げられた感ありませんか?ライセンス料毎月4,400円って。さらにClick利用プランが最低でも4,400円/月が掛かるわけですから。個人でスタンプカード利用したい時には8,800円/月掛かるんです。中止せざるを得ません。

ということで、ミニスタンプラリーの実現は遠のくこととなりました。現時点では中止です。フライングでチラシ配って歩いた自分がおバカに思えるほど無惨な結果になって申し訳ないの一言です。

これにめげず、また工夫して自力でできる何かを企画しますので、見守って頂けると有り難いですm(_ _)m。Click自体は今後も期待するプラットフォームですので応援していきましょう!

11/11:あれから・・・スタンプラリーできそう!

ほんの2か月の間、閃きが閃きを呼び、3つ作ったものがありました。

自撮りを会員証にしただけじゃない

一つ目は「デジタル会員証」。雫石町のフラワーガーデン「花工房らら倶楽部」さんからの相談がもとで生まれた独特のコンセプトを持っています。又貸し、忘れ、紛失を解消したいけど予算はかけられない。そこで提案したのが「お花屋さんだから映えスポット沢山ありますよね。それを背景に自撮りしてもらった写真を会員証の表紙にしてもらったらどうです?」というもの。

この提案が結構良かったみたいで2025年から導入を予定しているんですが、実は、無料で利用可能な全国版もリリースしてしまいました。もし全国のショップや自治体、サークルなどが使ってくれたら、このアプリ1つで複数のショップの会員証を管理できます。更には・・・ちょっと面白いこと考えているので年明けまでに形にしたいなぁ。

映えるデジタル会員証faceable
映えるデジタル会員証faceable

じゃんけんゲームでランダム関数を覚えた

なんてことのないただの「じゃんけん」ゲームです。某コミュニティでランチの時間を使い30分間のお気軽ライブをしながら作成しました。で、1時間ほど作り込み、そのままストアへ公開までわずか3日。それがこちらです。簡単なゲームですが結構勉強になったアプリです。

ポイント付きスタンプラリーアプリ「ポイスタ」

実はこれから紹介する「ポイスタ」の前にまだ2つあるんですが、非公開なので割愛させて頂きます。

「ポイスタ」はそのままの意味で、ポイントも付けられるスタンプラリーです。で、この良いところが、誰でもスタンプラリーを主催(作成)できるので、例えば家族でおうちスタンプラリーもできるし、自治体規模のスタンプラリーもできそうなレベルまで行けそうです。

上記で紹介した全国展開の考え方やランダム関数機能、ほかにもバーコードやタイマー機能やその他諸々の組み合わせでできています。まだまだ見栄えの悪さや使いづらさは正直あります。とはいえ、閃きがあったことで面倒なステップがかなり省略できたので比較的簡単に使えるポイント付きスタンプラリーアプリになっています。

以下は先月末にできていた初期のテストバージョンです。今はさらにポイントもつきマップ表示もできますし、主催者アカウントならスタンプラリーも作れます。

スタンプラリーの試作

ということで、どうやら来年の軽トラ市ではスタンプラリーやらせてもらえるんじゃない?と明るい兆しが見え始めています。もっと詳しく見てみたい方はTwitter(X)のほうでチェックしてくださいね^^

teco

モバイルアプリ職人&建築模型職人です
最近はChatGPT4oを活用したアプリ作成や
アプリ作成マスターのサポートもします
※利用プラットフォーム(adalo、Click)

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