howtomakeシリーズ|実践記録|2026年11月検証 ※この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。動画の読み込み後にYouTubeへ接続します。再生できない場合はYouTubeのリンクをご利用ください。
1年前、AIで介護サポートアプリを作ってみた
こんにちは、tecoです。
2025年10月、AIアプリ開発ツール「Base44」を使って、家族間介護サポートアプリを作る動画を公開しました。
作りたかったのは、家族の誰かが介護の手助けを必要としたときに、「車椅子」「食事に行く」「ベッドに寝る」などのボタンを押すだけで、ほかの家族にメールで知らせるアプリです。
プロンプト(AIへの指示文)とアプリの内容をまとめたPDFを渡すと、Base44は短時間で画面やデータベースを作ってくれました。
ところが、最後に大切な問題が残りました。
画面には「送信しました」と出るのに、メールが実際には届かなかったのです。
そこで今回は、約1年ぶりに同じアプリを開き、「今ならメールが届くのか?」を再検証しました。
【2026年の新動画】1年後の進化は?
「1年後の進化は?」Base44の介護アプリを再検証 YouTube
まずは旧アプリを起動
久しぶりにBase44へログインすると、以前作ったアプリが残っていました。一方、プレビューは404エラー。画面には「Infrastructure Update Required(基盤の更新が必要)」という案内が表示されていました。
そこで更新を実行してみると、アプリの画面が復活しました。以前とはボタンの形や表示の仕方が少し変わっていましたが、当時作ったデータベースも残っていました。
そしてメールを送ってみた
操作は簡単です。アプリの「ベッドに寝る」を選び、確認画面で「はい」を押す。画面には、1年前と同じように「送信しました」と表示されました。
さて、実際にメールは届くのでしょうか。
……届きました!
1年前には確認できなかったメールが、今回は実際に受信できました。しかも、このとき使っていたのはBase44のFreeプラン。有料プランに切り替えてから送信したわけではありません。
この検証で確認できたのは、「今回の既存アプリ・設定・送信先という条件では、無料プランでメール受信に成功した」ということ。すべてのアプリ、すべての宛先で無条件に送信できるという意味ではありません。また、成功の直接の原因が基盤更新だったのか、メール機能の仕様変更だったのかまでは断定できません。
それでも、1年前の課題が今回解消されたのは、大きな発見でした。
【2025年の旧動画】当時はどうだった?
【Base44で一発勝負!】家族間介護サポートアプリをプロンプト+PDFで作れるか? YouTube
当時は、3ページ程度のシンプルな家族間介護アプリを想定し、必要な機能をPDFとプロンプトで伝えました。
Base44は、アプリの画面、スマートフォンでの表示、データベースなどを素早く生成。短時間でここまで形になることに驚きました。
ただ、最後に実際の送信操作を試すと、「送信しました」と表示されてもメールは届きませんでした。
見た目が完成しただけでは、使えるアプリになったとは言えません。実際の動作確認の大切さを感じた検証でもありました。
比べてみると、何が変わった?
| 確認項目 | 2025年 | 2026年の再検証 |
|---|---|---|
| 画面の作成・表示 | AIが短時間で画面を生成 | 旧アプリを基盤更新して再表示 |
| メール送信 | 「送信しました」と出たが届かず | 実際にメール受信成功 |
| データベース | アプリ作成時に生成 | 以前のデータが残っていた |
| UI | 当時の管理画面 | 日本語表示やボタンの見た目などに変化 |
| MCP(外部AI連携) | 今回の比較では未検証 | 設定項目を発見。接続・操作の実証は未実施 |
今回行ったのは、新しいアプリの作り直しではなく、2025年に作った既存アプリの再検証です。この違いも、重要なポイントだと思います。
無料プランでメール送信できるの? クレジットの仕組みに注意
今回、Freeプランでメールが届いたことは事実です。ただし、無料で無制限にメールが送れるとまでは言えません。
Base44には、主に2種類のクレジットがあります。
- メッセージクレジット:AIにアプリ作成や修正を依頼するときなどに使う枠
- 外部ツール統合(Integration)クレジット:アプリからメールを送るなど、外部連携処理で使う枠
2026年11月に確認した公式料金情報では、Freeプランは月25メッセージクレジット/月100統合クレジットです。
つまり、動画中で触れている「25クレジットだからメールも約25回」という考え方は正確ではありません。メールの送信可能回数は25メッセージクレジットと同じではなく、機能ごとの統合クレジット消費や送信先の条件などによって変わります。
では、Base44の有料プランにはどんな価値がある?
無料版でも今回のメール送信に成功しました。それなら有料プランは不要なのでしょうか。
アプリを試作する段階と、家族や仲間が毎日使う段階では、必要な利用枠が違ってくると思います。
たとえば、アプリを何度もAIに修正してもらったり、日常的に通知を利用したり、独自ドメインを使ったりする場合には、有料プランを検討する価値があります。
Base44のプラン比較(2026年11月確認)
| プラン | 月払い料金 | メッセージクレジット/月 | 統合クレジット/月 |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | 25 | 100 |
| Starter | $20 | 100 | 2,000 |
| Builder | $50 | 250 | 10,000 |
| Pro | $100 | 500 | 20,000 |
※米ドルの月払い料金。年払いの場合の月額換算額は異なります。最新料金・利用条件は必ず公式サイトをご確認ください。統合クレジット数をメール送信できる通数と同一視しないでください。
Starter は、まず自分のアプリを何度も修正して完成させたい方に向いています。公式料金表にはStarterの独自ドメイン接続が記載されていますが、別の公式料金ガイドではBuilderの機能として説明されています。契約時の対象プランを確認してください。
Builder は、さらに多くの利用枠が必要で、GitHub連携などの高度な機能を使いたい場合の選択肢です。
どちらにしても、まずは無料版で動作を試し、必要になってから有料版へ進むのがおすすめです。
MCPにも注目。けれども、今回の主役はメール送信
今回の画面には、ChatGPTやClaudeなどの外部AIアシスタントとの連携に関係する「MCP」という設定も見つかりました。
新しい活用につながりそうな機能ですが、今回の動画ではMCPによる具体的な操作は検証していません。 使える操作や接続条件については、今後調べてみたいと思います。
Base44を無料から試してみる
1年前には届かなかったメールが、今回は届きました。
今回の検証は、AIが短時間でアプリを作ってくれるだけでなく、作ったアプリを実際に試し、育てていくことの大切さを改めて感じる機会になりました。
Base44に興味がある方は、まず無料版で自分のアイデアを形にしてみてはいかがでしょうか。
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できるだけ無料で作りたいなら、Clickという選択肢も
もちろん、AIに任せるBase44だけが選択肢ではありません。
国産ノーコードツールのClick(クリック)なら、画面や機能を自分で組み立ててアプリを作れます。公式マニュアルによれば、メール送信機能はFreeプランから利用できます。
一方、Freeプランで保存できるデータは1アプリにつき10レコードまで。たくさんのデータを保存するアプリには制限がある点に注意してください。
以前公開したこちらの動画では、無料アカウントを使って、家族間介護サポートアプリを約20分で作る手順を紹介しています。
【作り方20分】家族間介護サポートアプリを無料アカウントで超シンプルに作れます YouTube
AIに指示して短時間でアプリを作りたいならBase44。自分で仕組みを組み立てながら費用を抑えたいならClick。
大切なのは、どちらが有名かではなく、目的に合っていて、本当に必要な機能が動くかどうかです。ぜひ3本の動画を見比べて、自分に合ったアプリの作り方を探してみてください。